PROCESS

納品までの流れ

ニーズに応えるオーダーメイド対応。
100年の実績が支える、確かな品質。
自社工場での一貫生産体制を基盤に、最適なフィルターをお届けしています。

  1. STEP01

    ヒアリング

    ろ過対象や使用環境、現在お使いのフィルターに関する課題などを詳しくお伺いします。 必要に応じて生産現場にも足を運び、実際の状況やお困りごとを把握したうえで、最適なご提案につなげます。

  2. STEP02

    生地の選定・設計図面作成

    生地については多数の中から使用目的に応じて選定します。 ラインナップにない生地についてもご希望によって試織いたします。 設計については利用目的に応じた様々な寸法・形に対応します。 お客様の要望を詳細に伺い、オーダーメイドで図面作成いたします。

  3. STEP03

    製造

    自社工場により原料糸の購入以降の『撚糸』『整経』『製織』『裁断』『縫製』を行います。 用途によって樹脂塗布や付属品の取り付け加工等を行います。

  4. STEP04

    検査

    完成品と設計図の照合(サイズ・生地・仕様等)を行い、数量の確認や異物混入(糸くず・金属片・ゴミ等)の検査を行います。

  5. STEP05

    梱包・出荷

    数量・異物混入の最終確認を行い、梱包します。 配送は自社配送や宅配便にて行います。 輸出業務も承ります。

  6. STEP06

    アフターフォロー

    納品後も、現場での取り付け確認や使用感のヒアリングなど、必要に応じて柔軟に対応しています。

WORKS

解決事例

  • フィルタープレス機の
    作業効率を上げたい
    食品工場のフィルタープレス機

    ろ布の目詰まりが頻発しており製造効率が良くなかった。

    ろ布の材質変更・表面処理・加工を施すことによってケーキの剥離性と洗浄性が向上。 目詰まりの頻度が減り、作業効率も改善した。

  • バグフィルターの寿命が短く、
    交換頻度が高い
    銅製錬メーカーの集塵機用バグフィルター

    使用環境に合わないろ布を使用しており、目詰まりが早く、交換頻度が高かった。

    現場確認をもとに適切なろ布を提案したことで、目詰まりが改善。 交換頻度が下がり、交換の手間も減少。 ろ布自体の単価も低減できた。

  • 搾り工程での酒袋の
    扱いが大変
    酒蔵の搾り袋

    純米大吟醸の吊るし袋について、作業性が悪かった。

    杜氏様との協議で、搾り袋に紐を付けて最初からしばりつける仕様を開発。 強度やサイズを調整し製品化した結果、経験の浅い蔵人でもミスなく素早く作業できるようになり、大変好評をいただけた。

  • カートリッジフィルターがすぐ
    詰まってしまいコストがかかる
    薬品会社の排水処理用のカートリッジフィルター

    排水処理工程で使用しているカートリッジフィルターは目詰まりが多く、交換頻度が高いため、手間とコストがかかっていた。

    複数回の無償テストを経て適切な規格を選定した結果、交換頻度が下がり、手間とコストを削減。 また、カートリッジフィルター自体の単価も抑えることができた。

  • 火災事故リスクを
    なくしたい
    発電所内の集塵機用バグフィルター

    バグフィルターに火の粉が付着することによる火災が発生していた。

    メンブレン膜付きのろ布を提案したところ、燃焼原因となっていたダストが落ちやすくなり、火災リスクがほとんどなくなった。

  • 一般品の「もっこ布」が
    ちょっと使いづらい
    酒蔵のもっこ

    原料米の洗浄・蒸し工程で使う「もっこ布」について、一般品ではサイズや強度、米の張り付きに課題があった。

    現状に合わせて寸法・形を再設計し、当社の特殊生地にてオーダーメイド品を導入。 サイズがぴったりになり、米の落ちも良くなって作業効率が向上した。

  • 遠心分離機から
    ろ液がよく漏れる
    化学薬品メーカーの遠心分離機用ろ布

    遠心分離機からのろ液の漏れが頻発しており、現場で問題となっていた。

    営業担当者が現地を確認し、漏れ箇所を推定して寸法などの仕様を変更。 ツバ部分の幅など細かい寸法を調整した結果、漏れがなくなった。

  • 摩耗が激しい生地の
    寿命を延ばしたい
    粗い粉体を扱う工場のシュート

    ジョイントやシュートの摩耗が激しく、厚手の生地でも3ヶ月ほどで交換が必要だった。

    耐摩耗性の高い特殊生地を採用することで、寿命を1年超に延ばすことができた。

  • ずっと使っていた生地が
    廃番になった
    食品工場の粗濾し布

    使用していた生地が調達先の廃業により入手できなくなってしまった。

    現行品を借りて在庫のあった同等の生地で早期に対応。 ラインを止めることなく生産を続けられた。 その後、廃盤になった生地の分析を行い、同規格の生地を製造。 製品品質を変えずに続けることができた。

  • 使用している袋がいつも
    すぐに縮んでしまう
    漬物メーカーの浸漬布

    洗浄後に乾燥をかけると袋が縮んでしまうため、洗浄工程に大幅な手間がかかっていた。

    現場で利用されていた製品を用いて検証し、比較的縮みにくい生地や材質を選定。 さらに、少し大きめに作ることで、安定した袋サイズとなり現場の作業性が向上した。

  • 豆腐づくりで繊維の
    混入トラブルがあった
    豆腐メーカーの箱布

    豆腐製品に繊維の混入トラブルが発生した際、どの工程で混入したかの特定に時間がかかっていた。

    当社のろ布以外からの混入ではあったものの、色付きの生地を採用することで、万一の混入した場合でも発見や判別がしやすくなった。

  • 使用していたろ布の
    価格が高騰
    化学薬品メーカーの遠心分離機用ろ布

    底排型遠心分離機用のろ布について、ろ布の材料だけでなく支持体部分も含め原価が高騰し、購入価格が跳ね上がっていた。

    当社では、自社生地と価格メリットのある支持体素材の使用により、値上げ前相当の価格を提示。 数か月のテスト投入を経て、正式に採用された。

USE CASE

お客様インタビュー

長年のお取引を通じて築かれてきた信頼関係のもと、当社の製品がお客様のものづくりの現場でどのように活かされているのか、お話を伺いました。 お客様の声を通じて、北村製布のしごとをご紹介します。

FACILITIES

北村製布の工場

撚糸から縫製まで、すべての製造工程を自社で一貫対応できる設備体制を整えています。

  • 高速合撚糸機
  • 部分整経機
  • シャトル織機
  • レピア・プロジェクタイル織機
  • その他織布準備機械一式
  • 大型レーザー裁断機一式
  • 各種重布用特殊ミシン
  • その他縫製用準備機械一式